SUN ASTERISK SHOWCASE — Set 1+ — 炎上案件 初動の設計
破綻寸前の案件で、 最初の72 時間に何を見て・何を止め・何を動かすか — 初動を構造で設計する
72h 初動で流れを変える 1 日 3 件+ 会議を並列処理 1 回で合意 抽出→整理→解決→合意 1 週で抜擢 統括 PM (CFO 承認)

最初の 72 時間 — 炎上案件 初動の設計

FOR SUN ASTERISK — 初動タイムライン × 即応体制 × 判断の仕組み化 / 試作版
大山 直行 / Naoyuki Oyama
炎上は未然に防げる — 初動が分岐点

① 着任時の初期状況

炎上案件は、 最初の 72 時間で「火を消す人」 か「燃やし続ける人」 かが分かれる。 大山は初動を感覚でなく構造で設計する。

状況: 50 億 ERP・要件定義 1 年遅延・破綻寸前  |  立場: 2 次受け PM 支援として着任  |  初動目標: 72h で流れを変える
バッティング会議
1 日 3 件+
同時並行で意思決定が渋滞
未決事項
多数
判断者・論点が不明
信頼
崩壊
3 層間の意思疎通断絶
初動方針
構造で設計
頑張りでなく仕組み

初動でやらないこと

いきなり全部に手をつける (火に油)

個人の頑張りで会議を増やす

犯人探し・過去の追及

初動でやること

どの層で何が止まっているかを分解

バッティング会議を並列処理に再設計

経営層への論点提示で判断を動かす

② 初動タイムライン (Day 1 → 3)

最初の 72 時間を時系列で。 観察 → 構造分解 → 即応体制構築の順で、 流れを変える。

DAY 1 — 0-24h
観察と構造分解
主要会議をオブザーブし、 課題一覧・WBS・リスク台帳を解析。 「どの層 (経営/管理/現場) で何が止まっているか」 を 3 層因果で分解。 発言より把握を優先。
DAY 2 — 24-48h
即応体制の設計
1 日 3 件以上バッティングしていた会議を並列処理に再設計。 1 回の会議で「課題抽出 → 整理 → 解決 → 合意形成」 まで到達する型を導入。
DAY 3 — 48-72h
経営層の判断を動かす
経営層へ「2 択 + ROI + リスク 3 軸」 を 1 枚で提示。 止まっていた判断を動かし、 予算据置・1 年延伸の再計画の素地を作る。 統括 PM 抜擢 (CFO 承認) へ。

③ 即応体制 — 会議を「並列処理」 する

炎上の根は「人と意思決定の導線の詰まり」。 会議を減らすだけでなく、 1 回で合意まで到達する型を作る。

並列処理

1 日 3 件以上のバッティング会議を、 議題重複を統合して並列で回す。 待ち時間をなくす。

1 回で 4 工程

1 回の会議で課題抽出 → 整理 → 解決 → 合意形成まで到達。 「持ち帰り」 を最小化。

論点の事前整理

判断者・論点・選択肢を事前に整理して提示。 「材料未添付で判断できない」 を潰す。

三木様の言葉と一致: 「炎上原因の大半はコミュニケーションの不備」 — 導線を構造で設計し直せば、 初動 72h で流れは変わる。

④ 判断の仕組み化 — 火消しを再現可能に

初動の即応を「個人技」 で終わらせず、 誰が入っても同じ初動を打てる仕組みにする。 これが 0→1 立ち上げにも転用できる。

初動プレイブック

STEP 1: 3 層因果で停滞箇所を分解

STEP 2: 会議体を並列処理に再設計

STEP 3: 経営層に 1 枚で論点提示

STEP 4: RACI + エスカレ基準を仮固定

0→1 へのスケール

炎上の再現性ある火消しは、 不確実性の高い 0→1 立ち上げにも効く。 判断プロセスを先に仕組み化し、 「燃えない構造」 を最初から作る。 三木様が品質管理室をゼロ構築されたのと同じ発想。

⑤ 72 時間で変わったこと

初動 72h の設計が、 その後の再建 (予算据置・1 年延伸・100 億損失回避) の分岐点になった。

会議
並列化
渋滞 → 1 回で合意
経営判断
再起動
論点提示で動いた
立場
統括 PM
1 週で抜擢 (CFO 承認)
その後
〜100 億回避
1 年延伸で継続確定
Sun Asterisk 価値: Magna の大規模 SI で、 炎上の初動 72h を構造で設計できる人材は希少。 火消しの再現性を、 そのまま新規事業の 0→1 推進力に転換できる。